ワキのシワに沿い目立たない部分を切開し、そこからバックを挿入します。
バッグは100〜800ccくらいまであります。1cop〜5cupアップくらいまで大きさは自由に選んでもらえますが、もともとの胸の大きさや、体型の許容範囲以上のバッグを入れると不自然に見えることがあります。
安静にしていると痛みは軽度ですが胸の周囲に痛みが生じます。7〜10日で軽減してきます。
乳腺・乳管は傷つけないので授乳に対する影響はございません。乳腺下法の場合は乳腺とバッグが接する状態にはなりますが、大胸筋下法は筋肉で隔てる状態になり構造的にも心配ありません。
術後、マッサージを含め1ヶ月である程度落ち着いてきますが、柔らかさが出て馴染んでくるようになるまでには3〜6ヶ月を要します。
一般的な検診の胸部レントゲンではほとんどわかりませんが、CTスキャンやMRI、もしくは胸部レントゲンを側面から撮るとバッグが写ってきます。
1~2カップ程度のバストアップが可能です。
採取した脂肪を一ケ所にまとめて注入したり、注入する脂肪に不純物が混じっているとしこりのできるリスクが高まります。注入部位に脂肪をまんべんなく注入することでしこりを起こしにくくさせます。
個人差もございますが通常の脂肪注入で注入した脂肪の3~4割程度が生着します。コンデンスリッチファットでは6~7割の生着率が見込めます。(CRF研究会資料では90%見込み。)
術後、胸の無理な圧迫は血流が悪くなり脂肪の生着に影響を及ぼします。そのためワイヤー入りのブラジャーは脂肪が生着する術後3週目まではお控えいただきます。カップ付きのキャミソールやスポーツブラのようなソフトタイプのブラジャーは注入した脂肪の安定化の為に、手術の翌日からの着用をお勧めしています。
気になる部位の脂肪を吸引しますが、胸の脂肪注入はたくさんの脂肪が必要となる為、腹部や太ももの範囲の広いところから脂肪を採取することが多いです。
母乳を分泌する乳管を傷つけることはなく、乳管を温存する手術方法ですので授乳には影響がありません。ご安心ください。
乳頭縮小の傷跡は、手術したことが分からないくらい綺麗に治ります。さらに当院では形成出身の院長が拡大鏡を用いて丁寧に縫合を行いますのでご安心ください。
術後患部は保護のため厚めにガーゼをあてますが、ソフトタイプのブラジャーや圧迫しない程度であれば使用していただいて結構です。
同時に手術を行うことの可能ですが、乳輪縮小の手術の際に乳輪の内側を切除する場合、別々出のご案内となる場合がございます。