目を開ける動作は、瞼板(まぶた)に付着している上眼瞼挙筋(まぶたを開ける筋肉)が収縮することにより起こります。
つまり、まぶた(瞼板)がまぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋)により、引っ張り上げられ目が開きます。
ここまでは、一重の方も二重の方も同じです。
まぶたを開ける際、「瞼板+上眼瞼挙筋」の部分と上まぶた皮膚に連続性が無いため、目を開けても二重として皮膚が折れ返らず、まつ毛の上に皮膚が乗っかってしまい一重になります。
まぶたを開ける際、「瞼板+上眼瞼挙筋」の部分と上まぶた皮膚との間に線維性の連続があるため、目を開けると連続性のある部分が中に引き込まれ、上まぶたの皮膚が折れ返えり二重となります。
つまり、二重の人には一重の人にはない「瞼板+上眼瞼挙筋」と皮膚との間に線維性の連続があるのです。
二重の手術とは、目を開ける時にまぶたの皮膚が折れ返り希望の幅の二重となるように、「瞼板+上眼瞼挙筋」の部分とまぶたの皮膚との間に新たな連続性を作ってあげることなのです。
末広型とは内側(目頭側)は一本のラインで、外側(目尻側)いくにしたがいラインが出現し、徐々に広くなっていくタイプの二重の形をいいます。
このタイプの一番狭い形が奥二重と言われる二重です。
平行型とは、内側(目頭側)から外側(目尻側)までラインが全て見え、目の輪郭(アイラインをひく部分)と二重のラインが平行してはしるようなタイプの二重の形を言います。
広めの二重になってくると、だいたい平行型を呈するようになってきます。
当院では、大きく「埋没法」「切開法」の2種類から、さらに細かく14種類の手術法がございます。
この中から、あなたのまぶたの状態、希望する二重の幅、術後のダウンタイムを加味した中で、
あなたの目的に一番合った方法を選んでいきます。
ご自身のまぶたの状態 | |||
---|---|---|---|
ふつう | 腫れぼったい | ||
希望の 二重の幅 |
奥二重 | ①二重ラインを1/3幅とめる | ②二重ラインを1/3幅とめる+脱脂 |
狭め | ③二重ラインを2/3幅とめる | ④二重ラインを2/3幅とめる+脱脂 | |
ふつう | |||
⑤二重ラインを3/3幅とめる | ⑥二重ラインを3/3幅とめる+脱脂 | ||
広い |
ご自身のまぶたの状態 | |||
---|---|---|---|
ふつう | 腫れぼったい | ||
希望の 二重の幅 |
奥二重 | ⑦小切開 | ⑧小切開+脱脂 |
狭め | ⑨中切開 | ⑩中切開+脱脂 | |
ふつう | |||
⑪全切開 | ⑫全切開+脱脂 | ||
広い |
切開する部位 | |||
---|---|---|---|
まぶたのたるみを切除する | ⑬二重のラインに沿って切開切除する上眼瞼除皺術 | ||
⑭眉毛の下で切開し切除する眉毛下除皺術 |
瞼の状態や施術の内容によっては、せっかく作った二重が取れてしまうことがあります。
とれやすい条件がそろっているほど、しっかりとした二重の方法でとめる必要があります。
瞼の状態 | 脂肪の量 | 皮膚の厚さ | 二重の幅 | 二重の方法 | |
---|---|---|---|---|---|
とれにくい | すっきりしている | 少ない | 薄い | 狭い | しっかりとめる |
とれやすい | 腫れぼったい | 多い | 厚い | 広い | 簡単にとめる |
瞼(まぶた)が腫れぼったい(皮膚が厚く、脂肪も多い)方が、幅の広い二重にしたい場合(埋没法がとれやすい条件が揃っている)には、しっかりとめる埋没法+脱脂、もしくは切開法を選択することが賢明と考えられます。
埋没法とは、髪の毛くらいの細いナイロン糸をまぶたの皮下に埋没固定し、二重のラインを作る方法です。
切開法とは、二重のラインを切開し一種のキズあととして二重を固定、ラインをつくる方法です。
手術の方法それぞれに、メリット・デメリットがあります。
埋没法 | 切開法 | |
---|---|---|
ラインの消失 | とれることがある | とれることはまずない |
キズ | 残らない | 綺麗に縫合すれば目立たなくなる |
術後の腫れ | 軽度 | 二重の幅にもよるが腫れる |
ライン変更 | 可能 | 可能ではあるが、困難 |
元の状態に戻す | 一応可能 | 不可能 |
「二重」の「線(ライン)」と言われるように、生まれつきの二重は線(ライン)であり、点ではありません。
ライン状(線状)に固定する事で、きれいで取れにくく、動きの中でも自然な二重を作ることができます。
それが二重を線状に固定するVERYオリジナルのLineal Continuous Suture Method(L.C.S法)です。
当院だけの埋没法(L.C.S法)を用いることで、切らなくても希望のラインにすることができるのです。
一般的には、結膜側(まぶたの裏側)に糸を一旦出し、まぶたを固定しているのに対し、当院の方法(LCS法)は結膜側に糸がでないように通糸し固定をする工夫をこらしております。
眼球を傷つけたり結膜炎を起こしたりする心配が一切なく、術後の糸が眼球に触れる異物感(コロコロ感)もありません。
コンタクトレンズも手術直後より装着して頂くことが可能です。
開瞼するときに、二重を点で支えているのではなく、ライン全体で支えているため糸にかかる負担が少なく、強い固定力が得られます。
また、二重の幅、まぶたの状態(皮膚が厚い、腫れぼったい等)に合わせ、最適な固定範囲(level1~3)を設定しています。
それにより、貴女の二重が埋没法で可能かどうかと言うより、貴女の二重、まぶたに合う埋没法がどれなのかを提案し、どのような方にも、できるだけとれにくい二重が作成できるようにしています。
今まで切開法でしか対応できなかったような腫れぼったいまぶたの方や埋没法を何度しても糸が取れてしまう方においても、固定方法、固定範囲を工夫し、また脱脂を組み合わせることにより、埋没法で対応することが可能です。
針穴(1.5〜2mm)から余分な脂肪を抜き取り、すっきりさせることができます。 脂肪を切除する事で、まぶたがすっきりするだけではなく、糸にかかる負担が少なくなるため、糸もゆるみにくく、ラインもしっかり入るという相乗効果があります。
また、全て針穴から行う手術ですので傷跡は残りません。手術は局所麻酔下で行い、時間は10〜15分くらいです(脱脂も行えばプラス10~15分)。
術後の腫れは軽度ですが、1-2日~5-6日と固定範囲、脱脂の有無、希望する二重の幅によって変わってきます。
「二重」の「線(ライン)」と言われるように、生まれつきの二重は線(ライン)であり、点ではありません。
ライン状(線状)に固定する事で、きれいで取れにくく、動きの中でも自然な二重を作ることができます。
それが二重を線状に固定するVERYオリジナルのLineal Continuous Suture Method(L.C.S法)です。
※あなたのまぶたに合う埋没法をカウンセリングでご提案致します。
切開法とは、二重のラインを切開し一種のキズあととして二重を固定、ラインをつくる方法です。
ラインが取れることはなく、綺麗にそして丁寧に縫合することで傷跡も目立たなくすることができます。
当院では、ほとんど目立たないキズ、自然に見える二重を追及しています。
腫れぼったいまぶたの余分な組織はしっかり切除しすっきりさせますが、必要以上に眼輪筋等の切除は行わないので目を閉じた時でもわざとらしいくぼみができずフラットで自然な二重をくつることができます。
形成外科の手術の際に用いられる高倍率拡大鏡を使用し、皮膚断面がずれることなくぴったり合うように縫い合わせていきます。
傷あとは髪の毛くらいの細い傷が1本残るだけで、その傷跡も二重のラインに沿ってできるので目立たなくなります。
皮膚への負担を最小気に抑えるため、縫合に使用する糸は髪の毛よりも細い糸を使用しています。
まぶたの手術では、より 綺麗な傷あと を求めて、通常、手術、縫合の際に、拡大鏡を利用しています。
拡大鏡を利用すると、切開部分の断面が詳細に見え、ずれることなく綺麗に縫うことができます。
最近、二重の切開の傷あとをより綺麗にするために、マイクロサージェリーによる縫合術も始めました。
マイクロサージェリーとは、あまり耳にしない言葉かもしれませんが、「顕微鏡下手術」の事です。
拡大鏡よりも縫合部がもっと細かく見え、寸分のズレもなく縫合できます。
※まぶたの皮膚は、通常の拡大鏡を利用して縫合しても綺麗に治ってくれるところですが、さらに綺麗な傷あとを求めたい方は「マイクロサージェリー」とお申し出ください。
1. 眼輪筋を極力切除しないことで、目と閉じてもフラットなまぶたに。
2. 高倍率拡大鏡、マイクロサージェリー用顕微鏡を使用し縫合することできれいなキズ跡に。
3. 髪の毛より細い糸で丁寧に縫合し皮膚への負担を最小限に。
※あなたのまぶたに合う切開法をカウンセリングでご提案致します。
二重の施術をお悩みの方へ。
二重の施術を考えておられるかたは、皆様不安を持って当院にいらっしゃいます。
ヴェリィ美容形成クリニックでは、カウンセリングを大切にしています。
また、本当に必要な施術だけをご提案しており、心と体への負担を最小限に抑える
施術を心がけております。
疑問なこと不安なこと、何でもお話しください。
一緒に理想の二重をつくっていきましょう。