2017.06.08カテゴリー : ワキガ・多汗症
ワキガ 、ワキ汗の原因となっているアポクリン汗腺ってこれ!!
ワキガ 、ワキ汗の原因になっているのは、ワキの毛の生えている部分の皮膚の裏にへばり付いているアポクリン汗腺という汗の出るもとです。
アポクリン汗腺は誰でも存在しますが、手術しているとワキ多汗症の方はアポクリン汗腺の量が多い感じがします。
また、アポクリン汗腺は通常ピンクっぽい色をしているのですが 、ワキガ の方のアポクリン汗腺は少し黄ばんでいたり、茶色っぽかったりします。
ワキガ やワキ多汗症の手術では、この原因となっているアポクリン汗腺を根こそぎ切除します。
よく ワキガ やワキ多汗症の手術を受けた方から、「まだ臭う」とか「再発した」とかという話を耳にすることがあります。
これは手術の際、アポクリン汗腺が全部取り切れていないからです。
アポクリン汗腺を全部切除すると ワキガ の臭いはなくなり、ワキから垂れるような汗は出なくなります。
アポクリン汗腺を全部切除しても,臭いがするという方は精神的な思い込みの臭いを感じている可能性があります。
当院では、アポクリン汗腺の取り残しが無いようにワキ毛の生えている範囲に一致する部分のアポクリン汗腺を一塊として切除しています。
ワキガ の方は、皮膚を切開する反転法という方法であれば保険適応があります。