2021.06.08カテゴリー : 脂肪注入
脂肪注入 ~CRFってどんなの?~
脂肪注入 を行うにあたり、当院では最近はほぼ全例にCRFという脂肪を使って 脂肪注入 を行っております。
「CRFという名前はよく聞くけれど、実際CRFってどんなの?」と思っている方は多いのではないでしょうか。
CRFとはコンデンスリッチファット(Condense Rich Fat)の頭文字を取った略語です。
日本語に訳すと「濃縮脂肪」と言われています。
CRF(コンデンスリッチファット)は脂肪吸引にて採取した脂肪を遠心分離器にかけの濃縮するのですが、その際にCRFの特徴としてはウエイトフィルターを用い遠心分離をかけて脂肪を濃縮することです。
圧力をかけて遠心分離することで、脆弱な脂肪細胞は壊され排泄オイルとなります (①oil)
そして、この圧に耐えられた強い健全な脂肪だけが濃縮され残ります。(②CRF)
通常の採取した脂肪をそのまま注入する 脂肪注入 、または単に遠心分離にかけただけの 脂肪注入 だと、一瞬全部が脂肪のように見えるのですが、実際は①oilと②CRFを合わさったものを注入している形になります。
CRFを用いる 脂肪注入 では、脆弱な脂肪を取りのぞき、強く健全な脂肪だけを抽出し注入します。そこがCRF(コンデンスリッチファット)を用いた 脂肪注入 が、 脂肪注入 後に生着率がよいといわれる由縁です。CRF(コンデンスリッチファット)を 脂肪注入 に使用するメリットを少し感じて頂けたのではないでしょうか。