オンライン予約はこちら

院長コラム

院長コラム一覧

2024.08.26カテゴリー : 院長の独り言

たまに聞かれる「先生は何がご専門ですか?」

たまに「先生は何がご専門ですか?」と聞かれます

聞かれると「二重を中心としたとした上眼瞼・下眼瞼の手術」とか「顔のたるみ取りの手術」等とは答えるのですが、以前よりこの質問には、患者さん側とドクター側に認識差?があるように思っています。

患者さんからすると「専門」と聞けばプロフェッショナルと思いがちです。

形成外科、皮フ科、内科、外科、眼科、それぞれ科における 専門医 は存在します。これは日本 専門医 機構が認定している 専門医 です。美容外科も日本美容外科学会が認定する 専門医 は存在します。

ただ、美容外科の中で、「二重が専門です」、「脂肪吸引が専門です」…これは誰が認定や指定する訳ではなく、ただ単なる自己申告です。

自分が「二重が専門」と言えば、自分で自分を専門と称することができます。

つまり、「〇〇が専門」は、手術の上手下手、センスにあまり関係ないといえば関係ありません。

専門と称していると症例数は多くなる傾向にあるので数をこなして慣れてくることによる上手さはあると思います。

手術をし始め30数年が経ちますが、【好きこそ物の上手なれ】で、どの手術に限らず手術するのが好きな人が、ある程度数をこなしているとどんな手術でも上手なのではないかと思っています。お料理が上手な人は、何を作っても美味しいのと似ているところがあるようにも思います。

クリニック選びをされている方は、受診されたクリニックで「先生は何がご専門ですか?」と聞かれるのもいいですが、「先生は何の手術にこだわりを持ってされてますか?」とか「先生は何の手術が好きですか?  それはなぜですか?」と聞くのも、その先生の人となりがみれていいかもしれません。